呪術廻戦の夏油はなぜ生きてる?偽物の正体や傷の理由も解説

呪術廻戦の夏油はなぜ生きてる?偽物の正体や傷の理由も解説

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今回は大人気ジャンプ作品『呪術廻戦』の人気キャラ、夏油傑がなぜ生きているのかについてみていきます!

ビジュアルの良さから五条悟と並ぶ人気の持ち主ですが、気になるのは額の傷や、正体、偽物と言われる理由ですよね。

アニメ1期では正体を明かされず暗躍する敵としてのみ登場した夏油傑ですが、原作を知るファンからは偽夏油と呼ばれ、生きてるということは実は死んでたの?と不思議に思っていたかたも多いのではないでしょうか?

2023年7月からは待望のアニメ2期が放送されます!

2期は『呪術廻戦』過去編、ということで五条悟と夏油傑がメイン主人公となります。

それに先駆け、偽物呼ばわりされる夏油傑のことも、夏油傑の正体も、額の傷にいたるまですべて解明していきます。

この記事を読めば、今からでも『呪術廻戦』の内容においつけますので、ぜひ夏油傑について知ってもらえればと思います!

 

呪術廻戦の夏油はなぜ生きてる?

夏油傑は特級術師であるにもかかわらず、呪術界のルールに反する「非呪術の虐殺」を行ったためその身を追われ、すでに亡くなっています。

死んだ人間が生き返るなんて、いくら呪術廻戦の世界でも無理です。

しかし、死んだと思われていた夏油傑は教祖として生き延びていました。

ただし生前と違う点は、本来敵であるはずの呪霊と肩を並べて話しているどころか、手を組んで悪さをしているところと、額に縫い目のような傷ができている点です。

実は「額に傷のある夏油傑」は生前の「夏油傑」と同一人物ではありません。

夏油傑の術式欲しさに、羂索(けんじゃく)が肉体を乗っ取ったのです。

 

夏油が敵になった理由

そもそも彼は呪術高専にいたころ「呪術は弱者(非呪術師)を守るためにある」という考えを持っていました。

しかし、天内理子護衛任務に失敗した後からその考えがゆらぎ、次第に「非呪術師はこの世から消えたほうがいい」と思うようになります。

思い悩む夏油傑の前に先輩である特級呪術師の九十九由基があらわれ、夏油傑に対して「非術師が全て死ねば呪霊もいなくなる」と言います。

確かに呪霊とは、呪力というの負の感情をコントロールできない非呪術師からうまれて形を成したものです。

九十九由基のこの言葉は、夏油傑に強く刺さりました。

その後の単独任務にて、呪力を持つ幼い双子を集落にいる全員でひどい環境下に置き、あまつさえ呪霊が出て困るのはこの双子のせいだと決めつけ忌み嫌う人々をみて、彼の善性が黒く塗りつぶされます。

双子を助け、集落にいた総勢112名を全員帰らぬ人とした夏油傑は呪術高専から脱走します。

呪術師から除名され呪詛師として追われる身となった後、完全に失踪する直前に非術師である自分の両親すらも「非呪術はすべて淘汰すべき」として殺害しています。

こうして彼は呪術界の敵となったのです。

 

夏油は誰に殺された?

夏油傑の最期に立ち会ったのは「たった1人の親友」である五条悟です。

呪術高専から脱走して約10年後、最悪の呪詛師と呼ばれるまでになった夏油傑は2017年12月24日大規模呪術テロ「百鬼夜行」を起こします。

非呪術師も巻き込んだ呪術師VS呪詛師の戦いの中で特級過呪怨霊・折本里香を手に入れるため、夏油傑は乙骨と死闘を繰り広げますが大怪我を負い敗走となります。

辛うじて生き延びるも、五条悟に見つかってしまう夏油傑。

最期に言い残すことは?と尋ねる五条悟にたいして「私は心の底から笑えなかった」とつぶやいた後五条悟から何か告げられ、とどめを刺されます。

この時の夏油傑のセリフ「最期くらい呪いの言葉を吐けよ」は映画公開以降さらに有名になりましたよね。

 

呪術廻戦の夏油の偽物の正体や傷の理由も解説

夏油傑は死後の肉体を乗っ取られた状態で本編に登場します。

術式が生前と変わりないことから当初は五条悟が殺しそこなったか、復活させるような術式があるのか、と考えられていましたがそうではありません。

羂索という史上最悪の呪術師が正体だったのです。

羂索の術式は「自身の脳を入れ替えて他人の肉体を乗っ取る」というものです。

現実には絶対無理なことですが、これができてしまうのが『呪術廻戦』の世界ですよね。

ちなみに本物の夏油傑と、羂索が乗っ取った後の夏油傑の見分け方は簡単です。

「額に縫い目のような傷」があるほうが偽物、つまり羂索が乗っ取ったあとの姿です。

 

夏油が偽物になったのはいつから?

夏油傑は特級呪術師であり、最悪の呪詛師であったことから呪術界ではかなりの有名人です。

そうなると術式についても知らぬ者はいないほどとなります。

羂索は夏油傑の術式「呪霊操術」が欲しくて、彼の遺体を回収し1年後に乗っ取りました。

2021年3月に発売された公式ファンブックでは夏油傑の享年は26歳と表記されていました。

しかし、後日訂正され、正しくは享年27歳となります。

夏油傑(本物)がテロを起こしたのが2017年12月24日ですから、2018年の年末ごろにはすでに乗っ取られたあとだったといえます。

 

夏油の偽物の目的は何?

羂索は自身の術式を使ってこの世に長く存在しています。

彼の目的の根幹は、「人間の可能性を追求する」ことです。

呪力や人間の在り方をより高い次元で見てみたい、という欲求で行動しているようです。

知識欲が旺盛なのは良いことですが、それで多くの人を敵に回しているのはいただけませんね。

人間の可能性追求のために彼が現在しようとしていることは「日本にいる呪術師も非呪術師も、天元様と同じような高次の存在へと高める」ための大掛かりな実験です。

その前段階として体を乗り継ぎながら、呪霊と人間の間に産まれた子供を作ったり、妻を亡くした虎杖の父と女性として関係をもち虎杖悠仁が産まれたり、五条悟を封印したりしています。

まさに道徳観も倫理観もない所業ですね。

果たして羂索の目的を阻止することができるのか、これからの『呪術廻戦』も見逃せません!

 

まとめ

今回は『呪術廻戦』で重要人物となる夏油傑がなぜ生きているのか、その正体や偽物と言われる理由、額の傷についてみていきました!

たった1人の親友である五条悟とたもとを分かつことになった夏油傑の魅力は計り知れません。

本編に再登場すれば生きていると思ってしまいますよね。

まさか体だけ乗っ取られていたなんて、とショックを受ける声もありました。

額に縫い目のような傷があることの理由そのものが夏油傑だと思っていた人物の正体であり、偽物と言われることにも納得です。

謎がひとつ明かされるとさらに次の謎が出てくる『呪術廻戦』がどんな展開を見せてくれるのか楽しみです!

最後までご覧いただきありがとうございます。