呪術廻戦の天内理子は生きてる?五条悟との関係は?

呪術廻戦の天内理子は生きてる?五条悟との関係は?

今回は大人気連載漫画『呪術廻戦』に出てくるキャラクター「天内理子(あまないりこ)」をメインに、彼女が生きているのか、五条悟との関係は何かについて詳しくみていきます!

天内理子については本編ですでに亡くなっている描写があります。

彼女の最期については多くを語られていませんが、その出来事に関わった五条悟の性格に影響を与えた人物であることは間違いありません。

しかし、天内理子については一度は死んだものの、そこで終わりではなく生きている説がささやかれています。

今回はその理由も含めて、五条悟との関係や天内理子の周辺人物たちの様子から彼女の最期についても解説していきます。

7月放送の『呪術廻戦 第2期』を先取りする内容となっているので、本編を知っているかたも、これからのかたも、より『呪術廻戦』の世界を楽しむツールとしてお役立てください!

 

呪術廻戦の天内理子は生きてる?

天内理子が生きているという考えの最大の根拠はファンブックにあります。

2021年3月に発売された『呪術廻戦』公式ファンブックには「享年14歳?」と記載されています。

天内理子はパッと見は呪術の才能もないごく普通の一般人です。

ただの一般人なのに享年があやふやなのは意味深ですよね?

実は、天内理子は「星漿体」という特殊な体質の持ち主です。

天元様は「不死」ですが、肉体を保つために定期的に星漿体を必要とします。

星漿体という体質はそれだけ特別な存在であることから、復活するか、もしくは転生といった形で再登場する可能性が十分にありそうです。

 

天内理子の最期は?

天内理子は天元様と会うよりも前に死亡しています。

「盤星教」に雇われた殺し屋、伏黒甚爾が放った銃弾によって命を落としてしまったのです。

伏黒甚爾とは呪術界の御三家である「禪院家」出身の人物です。

生まれつき呪力を持たず、そのかわりに天与呪縛による高い身体能力をもっています。

婿入りして苗字を変えていますが、呪術界ではその名を知らない者はいないほどで異名は「術師殺し」。

ちなみに、巧みな策で五条悟を戦闘不能に追いやり、夏油傑をも戦闘不能に追いやった伏黒甚爾でしたが、覚醒した五条悟に敗れています。

 

天内理子は天元と同化した?

天内理子の死亡が確定した時点で天元様との同化は失敗しています。

当初はもうひとり星漿体がいるか、新しい星漿体が産まれたと考えられていました。

原作で「星漿体との同化に失敗してから老化は加速し」と書かれていることから天内理子と同化していないことがわかります。

ただし、天内理子が生きているとすれば、今後星漿体である天内理子と天元様が同化する可能性がまだ残っています。

 

天内理子のプロフィール

天内理子は五条悟が呪術高専に通っていたころを描いた過去編に登場しました。

外見の特徴は三つ編みとヘアバンド。

性格は勝ち気でやや尊大かつお嬢様気質。

当時14歳で趣味はバドミントン、好きな食べ物は黒井が作ったポトフ、嫌いな食べ物はゴーヤというかわいらしい一面がファンブックからは見て取れます。

しかし、一人称が「妾」で語尾に「のじゃ」とつける痛々しいリアル中二病な一面もあるようです。

ただ、その話し方は学校ではしていないことから、思春期の少女らしさもありますよね。

唯一の理解者は、家族同然のメイド、黒井美里だけでした。

黒井美里も過去編に登場し、天内理子を守るため奮闘するも劣勢となり生死不明です。

天内理子は星漿体という特徴を除けば、一般人となんら変わりのない少女にしかみえません。

 

星漿体(せいしょうたい)ってなに?

そもそも星漿体とは、天元様のためにささげられる生贄のようなものです。

まず、『呪術廻戦』の世界には天元様と呼ばれる存在がいます。

天元様は「不死」の術式をもっている呪術界の重要人物であり、呪術界と非呪術界の歴史をずっと見守ってきました。

しかし、天元様の肉体は普通の人間よりはだいぶゆるやかですが年をとります。

天元様の肉体が年をとり、人としての限界を迎えると、人を超えたより高い次元の存在になってしまいます。

天元様は500年に一度、適合する存在と同化することで自我と肉体を保ってきました。

その天元様と適合する肉体をもつ存在こそが「星漿体」という特殊体質です。

「天元様は妾で、妾は天元様はなのだ!!」という天内理子の台詞は、生贄となることで天元様の「不死」を保ち存在し続けるという意味でもあるのでしょう。

 

呪術廻戦の天内理子と五条悟の関係は?

五条悟と天内理子の関係は護衛する側と、護衛される側です。

天元様との同化を間近に控えた天内理子のもとに護衛として派遣されたのが、当時呪術高専に生徒として在籍していた五条悟だったのです。

星漿体の所在は秘密にされていたのですが、外部に漏れてしまったことで、呪詛師集団や天元様を信奉する宗教団体「盤星教」から天内理子は命を狙われていました。

無事に天元様が同化を終え、次の500年を迎えられるようにすることが五条悟に課せられた任務でした。

少々わがままな部分のある天内理子と、そう年の離れていない五条悟は対等な関係を築き、同化ではなく人として生きたいという天内理子の本心を感じ取れるまでになっていました。

しかし、結果としてこの任務は天内理子の死亡により失敗となります。

何もかも完璧にこなせていた五条悟にとって、この任務失敗は心にも体にも大きな傷を残しました。

 

夏油傑との関係

天内理子の護衛の任務を課せられたのは五条悟だけではありません。

当時呪術高専にて五条悟と机を並べていた夏油傑もまた、彼女の護衛任務をになっていました。

自分に残された時間を友人たちと過ごしたいと願い学校に通う天内理子に振り回されながらも、五条悟とともに夏油傑は彼女と交流を深めていきます。

そして、同化の儀式の直前「もっと皆と一緒にいたい」と本音を吐露する天内理子に、夏油傑はその願いを叶えようと手を差し伸べます。

しかし、その直後に天内理子は伏黒甚爾によって撃たれてしまいます。

五条悟と肩を並べるほど優秀な呪術師であった夏油傑にとって呪力を持たない非術師は庇護対象でしたが、この出来事が引き金となり彼の理想は崩れていくのでした。

 

まとめ

今回は『呪術廻戦』過去編に登場する天内理子をメインに、彼女がまだ生きているのか、五条悟との関係は何かをみていきました!

実は生きている?というのは今後の展開を覆す強いカードですよね。

本作品での大人気キャラクターである五条悟との関係をみていくことで、成長した五条悟に及ぼした影響があったことが想像できます。

天内理子の最期が、彼女と関係のあった人物たちに大きな影響を与えています。

むしろ天内理子の最期がなければ天元様と同化して呪術界も安定するので、物語としてそういった運命を与えられたキャラクターだったのかもしれません。

そう考えると、ファンブックの記載はおそらく伏線でしょう。

今後『呪術廻戦』本編で天内理子が再登場する可能性はまだあるので、期待して見守っていくことにしましょう。

最後までご覧いただきありがとうございます。