推しの子の目の星の意味は何?黒くなる理由や消えるのはなぜかも考察

推しの子の目の星の意味は何?黒くなる理由や消えるのはなぜかも考察

現在放送中の大人気アニメ『推しの子』はその話題性の高さから、続きが気になる!との声が続出しています。

今回はそんな『推しの子』でいちばん気になる目の星の意味について考察していきます!

原作やアニメをみている人もまだ知らない、目に輝く星の意味が何か知っていますか?

アニメだとキャラクターの目にある星の輝きが消えたり、星の色が黒くなったりする様子がわかりやすく表現されています。

目の星の色が黒くなったり、消えたりする理由が何を意味するのかについて、ネットでは様々な考察が飛び交っているようです。

主人公の目にあるものですから、星が重要な意味を持っているのは明白ですよね!

知ればきっと、『推しの子』を楽しむ視点がひとつ増えますよ!

今回は原作を主軸にアニメ未登場キャラについても触れるので、これからの予習にぜひ読んでくださるとうれしいです!

 

推しの子の目の星の意味は何?

『推しの子』といえばメインキャラクターの目にある星がいちばんの特徴ですよね。

この星の意味は「自信」、「カリスマ性」、「存在感」など、ポジティブで強い感情の表れだと考えられます。

初めはメインキャラクターである星野アイが先天的に持っているものかと思われましたが、物語が進んでいくにつれてその目の輝きはむしろ内面から出ているものとわかりました。

誰かを釘付けにする、そんな才能を眼差しで表現したものが目の星といえます。

星野アイがライブでここぞとばかりに決め顔をするシーンでは目の輝きが強くなっています。

また、星野アイの子供であるルビーやアクアも同様に、強くポジティブな感情を持っているとき、目の星がきれいに輝くのです!

これだとまだ遺伝の可能性が残りますね。

しかし、目に星をもつキャラクターは星野家だけではありません。

 

推しの子で目の星がある登場人物は?

星野アイはもちろんのこと、その血を引く双子の星野アクア、星野ルビーも目に星を持っています。

アニメではまだこの3人のみが星の目を持っていますが、原作ではさらに3人星の目を持つキャラクターが増えています。

黒川あかね、片寄ゆら、カミキヒカル、この3人のキャラクターについても要チェックです!

 

星野アイ

アイドルグループ「B小町」の不動のエース。

16歳にしてアクアとルビーを妊娠し出産。

二人の存在を隠したまま、アイはアイドル活動を続けます。

「嘘はとびきりの愛なんだよ」を信条に伝説のトップアイドルとなったアイは、原作1巻の終盤にファンに腹部を刺され最愛の子どもたちとお別れをすることになります。

両目に星が入っており、これは子どもに遺伝しています。

父親の存在は謎のままです。

 

星野瑠美衣(ルビー)

星野アイが産んだ双子の一人でアクアの妹。

前世ではアイの熱烈なファンだったためその記憶を受け継ぎ、アイをファンとして推す気持ちと、母に対する気持ちから今世でも星野アイを推しています。

母親ゆずりのルックスに演技とダンスのセンスを兼ね揃えており、まさに一流アイドルの才能を持っている少女です。

母であるアイからアイドルとしての才能を示唆され、アイドルになることを決意します。

アクアとは逆の左目に、星が入っています。

星野愛久愛海(アクア)

星野アイが産んだ双子の一人でルビーの兄。

前世はアイが妊婦だったときの主治医である雨宮吾郎。

ルビー同様に前世の記憶を継承して生まれ変わっているため、ファン心理と母に対する気持ちから
アイを様々な形で支えていました。

1巻終盤でアイとの悲しい別れを経験して以降、真犯人である父親への復讐を誓い、そのために行動を起こします。

妹・ルビーに対しシスコンの気があり、アイドルになることを心配して妨害したり心配で同じ高校に入学するほどとなっています。

右目にアイから遺伝した星がありましたが、途中から消えています。

黒川あかね

高校2年生の真面目で努力家な女優。

劇団ララライのエースで役に入り込む憑依型の演技方法が評価されています。

徹底的に役をプロファイリングし完璧な演技をこなす天才役者、あかねが演技をするその目には星が輝きます。

有馬かなも「天才」と認め、嫉妬するほどの才能を持つあかねは恋愛リアリティショー「今からガチ恋はじめます」で共演したアクアとビジネスカップルのはずだったが本当に付き合うことになります。

 

片寄ゆら

アニメ未登場キャラクター。

登場したばかりのキャラクターであるため、かなり情報の少ないキャラクターです。

片寄ゆらはSA芸能所属の人気女優。

仕事の合間の息抜きとして行っていた山登りの最中、頭部に大怪我を負って倒れている姿が描写されていました。

飲み友達のカミキヒカルと、片寄ゆらが将来の話をするシーンがあり、片寄ゆらはその中で確かに目に星を宿しました。

ボロボロになったゆらの側には、飲み友達の「ミキ」として直前に登場していた「カミキヒカル」が佇んでいます。

また、片寄ゆらがカミキヒカルに向かって「人殺し」とつぶやく描写があることから、彼が片寄ゆらを突き落とした可能性が高いと考えられます。

 

カミキヒカル

かつて劇団に所属し演技派として活躍していた元俳優。

劇団には10歳から16歳の間に所属していたようで、子役として活躍していた可能性があります。

劇団ララライを辞めた後の詳細は不明ですが、25歳で「神木プロダクション」を設立しています。

劇団ララライとの関係は悪くなく、今でもなにかしらの関係がありそうです。

カミキヒカルの両目には、感情がたかぶると黒い星が宿ります。

また若い頃の容姿は、アクアにそっくりです。

このことから、アクアとルビーの父親はカミキヒカル説が現在有力となっています。

 

推しの子の目の星の色が黒くなる理由や消えるのはなぜかも考察

目に星のあるキャラクターの中で唯一白と黒の両方で輝くのがアクアです。

復讐を誓うまでのあいだ、アクアの目の星は白いままでした。

現在彼は母であり推しである星野アイの死の真相を暴き、その相手に復讐を誓っています。

目の星は内面からでる強い感情をあらわすものなので、復讐を決意しているアクアはネガティブな方向に強い感情を持っているといえます。

さらに目の星が消えることもあります。

目の星が消える理由は2つあります。

1つはキャラクターが死んでしまうことが原因です。

体が生命維持をできなくなっていく過程で、心も強くは保てません。

2つめは強い気持ちが消えたときです。

アクアは原作の中で復讐の対象がすでにこの世にいない可能性に行き当たります。

これによって今までアクアを突き動かしていた復讐という強い気持ちが消えました。

同時にアクアの目の星もすっかり消えてしまったのです。

 

まとめ

原作ファンも、初回90分という1巻まるっと詰め込んだアニメから入ったファンも、目の星の意味について考えずにはいられませんよね。

今回は『推しの子』に出てくるキャラクターがもつ、目の星について考察してみました。

目の星の色が黒くなったり、消えたりする理由が何を意味するのかはこれから物語が進むにつれてさらに大きな意味を持つと考えられます。

何が本当で何が嘘なのか、芸能界を舞台にしているだけあってその部分がカギになりそうです。

目を惹かれる人が現実にもいるように、そういった人は目の輝きがほかの人と違ってみえますよね。

その色が白であれ黒であれ、強い輝きは大きな影響を及ぼすのだろうということが考察からわかります。

光が消えてしまわないような明るい物語ばかりではないからこそ、『推しの子』はこれだけ大きな反響を得ているといえますね。

最後までご覧いただきありがとうございました。