大ヒット映画『パイレーツオブカリビアン』の第1作目「呪われた海賊たち」から登場したウィルターナー。
その美青年ぶりはジャック・スパロウと並ぶほどの人気を誇っていますよね。
自由奔放なジャック・スパロウに振り回されつつ成長していくウィルターナーは作中で大活躍します。
そして『パイレーツオブカリビアン』は海賊の話とあって、呪いというワードが登場するのは当然ですよね。
作中ではウィルターナーがなぜ呪われたのか、10年に一度しか会えないのはなぜなのかがキーワードの1つになってきます。
そこでウィルターナーが10年に一度しか会えない理由となぜ呪われたのかについて調べてみました。
Contents
ウィルターナーはなぜ呪われた?
久々にパイレーツ・オブ・カリビアン
見てるけどウィル・ターナー役の人
マジでイケメンやわ🥰 pic.twitter.com/H19J9UwzZV— りゅう (@Re_Ryu9) August 8, 2021
ウィルターナーのフルネームはウィリアム・ターナー・ジュニアといい、スコットランドのグラスゴー出身、イングランド育ちです。
身長179cmのスラリとしたスタイルの良さも目を引き、ブラウンの瞳と焦げ茶色の髪が印象的な青年です。
作中ではジャックスパロウと並び、もう1人の主人公とも言われています。
平穏な日々を過ごしていたウィルですが、エリザベスが海賊船ブラックパール号のバルボッサ船長率いる海賊たちに攫われてしまう事件に巻き込まれていきます。
ウィルとエリザベスは幼いころからの関係で、その出会いはウィルが乗っていた船が海賊に襲われ、エリザベスの住む港町に漂流していたところを助けられたことから始まります。
エリザベスに好意を寄せているウィルですが、身分の違いを気にして気持ちが伝えられずにいました。
優秀な鍛冶屋として生計を立てていたウィルターナーですが、ジャックスパロウに出会ったことで人生が大きく変わっていきます。
そしてウィルターナーが呪われた理由には、彼の父親の存在が大きく影響してくるんです。
ウィルの父親について詳しくみていきましょう。
ウィルターナーの父親は海賊
父親に会ったことのないウィルですが、その仕事は船乗りであると聞かされて育ちました。
しかし、ウィルの父・ビルターナーは正しくは船乗りではなく、「ブーツストラップのビル」と呼ばれる海賊だったんです。
この通り名は、ビルターナーが長い靴ひもを愛用していたためついたようです。
そして、アステカの金貨の呪いがかかって死ねない体になっていたビルは、デイヴィ・ジョーンズに拾われ契約を交わします。
そこからビルはフライング・ダッチマン号の船員として働くことになったのです。
父親の本当の姿を知ってショックを受けたウィルでしたが、海賊と言えど善良な男として知られた父親を助けるために奮闘します。
ウィルターナーは父親を助けるために呪われた
父親を助ける方法はフライング・ダッチマン号の船長であるディヴィ・ジョーンズを倒す必要がありました。
ディヴィ・ジョーンズは深海の悪霊と言われているタコの顔をした不気味な男です。
ディヴィ・ジョーンズを倒すには、隠された彼の心臓を突き刺す必要がありました。
体内に心臓がなく、心臓を見つけられなければ不死身と言っても良い存在です。
ウィルターナーにとって不利な戦いでしたが、見事ディヴィ・ジョーンズを倒すことに成功します。
ところが、ディヴィ・ジョーンズを倒すということは、ウィルが代わりにフライング・ダッチマン号の船長となり呪いを受けるということです。
父親を助けることには成功しましたが、フライング・ダッチマン号の船長となる呪いを受けてしまったんです。
これによりウィルターナーは、意図せずして船長になり死なない身体になってしまったのです。
そして、ウィルはこの呪いだけでなく、さらにもう1つ過酷な呪いがかけられていました。
ウィルターナーが呪いで10年に一度しか会えない理由はなぜ?
ゔっ…妊娠した…イケメン…
この人あれだよな、パイレーツオブカリビアンでウィル・ターナーやってた人だよな
あぁイケメン pic.twitter.com/JxVU98a22F— 紙. (@paper_KAMICHAN) March 28, 2017
父親を助けるためにデイヴィ・ジョーンズを倒したウィルターナーを待っていたのは、フライング・ダッチマン号の船長となる呪いでした。
フライング・ダッチマン号には、カリプソに命じられた死んだ人間の魂を黄泉の国に導く役目があります。
奇しくもその船の船長として役目を果たすため、永遠の命を手にしたウィルターナーにはおいそれとエリザベスに会う時間が取れないようです。
その役目を果たさずに拒否した場合、前の船長であるデイヴィ・ジョーンズのように化け物の姿に変えられてしまいます。
役目を拒否したとしても10年に一度しか陸に上がれないというルールには背けないようです。
そのため、次の船長となったウィルターナーも10年に一度しか陸に上がることができず、エリザベスとは陸に上がるタイミングでないと会えないようです。
陸に上がらなければ船の上でエリザベスと会えるのでは?と考えてしまいますが、死んだ人間を黄泉の国に導く役目が全うできないため簡単にはいかないのでしょう。
また、黄泉の国に導くと言う点から、普段はエリザベスがいるこの世にはおらず、あの世との境目で役目を果たす必要があるのかもしれません。
それに化け物の姿ではなく、本来の自分の姿で愛するエリザベスに会いたいですよね。
たとえ10年に一度しか会えなくても、エリザベスの愛してくれた自分の姿で会うためにウィルは奮闘しているのでしょう。
そしてたった1日だけ陸に上がる事を許されたウィルターナーはエリザベスと過ごし、エリザベスは子供を授かります。
大切な人と過ごす1日なんてあっという間で、次また会えるのは10年後というのは本当に過酷な宿命です。
全てが上手くいったと思われましたが、ウィルターナーに最悪の呪いがかかったまま物語は終わってしまいました。
せっかくエリザベスと結ばれたのに10年に1度しか会えないなんて切なすぎますよね。
まとめ
パイレーツオブカリビアンのウィル・ターナー
普通にかっこいい。最後の海賊でのフジツボを付けた姿も好き(笑) pic.twitter.com/tGQnxnTLwQ— クルトー (@q2Bh3BZIGylvp6f) November 8, 2019
今回はウィルターナーが10年に一度しか会えない理由となぜ呪われたのかについて調べてみました。
物語を盛り上げる要素の1つとして描かれたウィルターナーがなぜ呪われたのかという謎と、10年に一度しか会えない理由を知るのも1つの楽しみですよね。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』は2003年に公開されてから今でも大人気の映画です。
ウィルターナーだけではなく他にもジャック・スパロウなど魅力的なキャラクターが大勢登場するので、何度でも楽しめる作品です。
気になる方はぜひ観てみて下さいね♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました。