アーマードコアを時系列でストーリーのつながりを初代から順番にまとめて解説!

アーマードコアを時系列でストーリーのつながりを初代から順番にまとめて解説!

本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれています。


先日、『アーマード・コア』シリーズ最新作、『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマード・コア6)』が発表されました。

初代から約25年、直近作品からや約9年という歳月を経ての待望の新作でファンをざわつかせています。

最新作が出るとなると、アーマードコアの世界観を思い出すために、過去作品の時系列やストーリーのつながりを振り返りたいですよね。

当時プレイしていた人の中には、今回は家族やお子さんと一緒に楽しみたいと思っている人も多いでしょう。

時系列やストーリーをまとめて誰かに解説するのは意外と難しいものですよね。

初代から順番にプレイすると、作品数の多さと対応プラットフォームの問題でなかなか遊びなおすのは難しいという声も多くあります。

そこで今回は、アーマードコアを時系列でストーリーのつながりを初代から順番にまとめて解説していきます。

 

アーマードコアの時系列は?

アーマードコアは、1997年の初代PlayStation向け第1作目の発売から16年間にわたり20もの作品が生み出されてきた3D戦闘メカアクションゲームシリーズです。

プレイヤーが傭兵としてアーマード・コア(AC)と呼ばれる人型兵器に搭乗し、ミッションを遂行してゲームを進めていきます。

数百種類に及ぶ多彩なパーツを自在に組み合わせてオリジナルメカを作成・操縦できるのも楽しさの理由の一つです。

全部で20にもわたる作品は1作品完結型ではなく時系列やストーリーの繋がりがあり、ナンバリング系統ごとに関連していることも話題になっていましたね。

ここでは、各作品の時系列を確認していきます。

アーマードコアシリーズは大きく分けて4つの時系列に分かれます。

 

アーマードコア初代シリーズ

初代ACと同じ世界観で通じているのは、AC2AAまでと言われており、紀年法は地球暦(E.D.)を採AC用しています。

  1. E.D.156年(?)アーマードコアプロジェクトファンタズマ(ACPP):初代PS
  2. E.D.158年(?)アーマードコア(初代AC):初代PS&アーマードコアマスターオブアリーナ(ACMOA):初代PS
  3. E.D.233年 アーマードコア2(AC2):PS2
  4. E.D.288年 アーマードコアアナザーエイジ(AC2AA):PS2

ACPPは明確な時系列が公表されておらず。エンターブレイン刊行の設定資料によると初代AC・ACMOACMOAの2年後と設定されています。

しかし、この設定ではその他の時系列と矛盾してしまいます。

そのため、ACPPが初代AC・ACMOAより以前のものだと考察されることが多いことから、上の時系列でも入れ替えています。

 

アーマードコア3シリーズ

AC3からは世界観を一新し、ACLRまでは初代シリーズとは異なる世界でのストーリーになっています。

ここでも地球暦を採用しているのですが、初代シリーズと同じくE.D.という略称を使用するかどうかは分かっていません。

  1. 186年 アーマードコア3(AC3):PS2、PSP
  2. 203年 アーマードコアサイレントライン(ACSL):PS2、PSP
  3. 260年 アーマードコアネクサス(ACNX):PS2
  4. アーマードコアナインブレイカー(ACNB):PS2
    アーマードコアフォーミュラーフロント(ACFF):PS2、PSP
  5. 261年 アーマードコアラストレイブン(ACLR):PS2、PSP

ACNB・ACFFはACNXとACLRの間ではないかと考察されています。

どちらもストーリー的な面というより、機能的な面からそう考えられているようです。

というのも、ファンの間ではACNB・ACFFはこれまでのストーリー性のある作品と少し違うという声が多いからです。

ACNBは機体操作の練習ゲーム、ACFFは機体組立のシュミレーションゲームと表現されています。

 

アーマードコア4シリーズ

AC4からは、初代シリーズ、3シリーズからまた新たに世界観を一新しています。

  1. アーマードコア4(AC4):PS3
  2. アーマードコアforAnswer(ACFA):PS3

AC4の後日談がACFAになっています。

ストーリのつながりが分かりやすいことやゲームの難関度が高すぎないことから、AC4・ACFAは多くのファンの人気を集めています。

 

アーマードコアVシリーズ

ACVは発売当初はAC4シリーズとはつながりのない世界だと発表されていました。

しかし、その後ACVDの公式資料で関連性があると公開されています。

  1. アーマードコアV(ACV):PS3
  2. アーマードコアVERDICTDAY(ACVD):PS3

前作のACFAの遥か未来とされているACVと、その直接の続編であるACVDと続きます。

そして、先日発表されたシリーズ最新作「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(AC6)」は、アーマードコアの基礎を踏襲した内容だと発表されています。

また、シリーズ内で最も人気のあるAC4・ACFAのディレクターが開発に携わったこともわかり、ファンの間では歓喜の声が上がっているようですね!

 

アーマードコアのストーリーのつながりを初代から順番にまとめて解説!

アーマードコアシリーズの世界観は「国家による支配体制が崩壊した未来」であり、「主人公はアーマードコアを操る傭兵」が基本になっています。

時系列でも書いた通り以下の4つの世界で分かれています。

  1. アーマードコア初代シリーズ
  2. アーマードコア3シリーズ
  3. アーマードコア4シリーズの時系列
  4. アーマードコアVシリーズ

それでは順番に見ていきましょう。

 

アーマードコア初代シリーズ

遠い未来の世界のE.D.106年、大破壊と呼ばれる全面戦争によって世界は荒廃し国家や政府は消滅します。

僅かに生き延びた人類は地下都市へと逃れることとなり、地上への復帰を目的とする企業連合体のもと、E.D.115年に「百年計画」がスタートします。

しかし、計画進展につれて巨大企業間の抗争が激化していきます。

 

アーマードコアプロジェクトファンタズマ(ACPP)

そんな中、E.D.156年ウェンズデイ機関と呼ばれる謎の組織が、ファンタズマ計画を極秘裏に遂行します。

しかし、その計画は、あるレイヴン(ACを使って任務を遂行する傭兵)によって未然に防がれます。(アンバークラウン事件)

 

アーマードコア(初代AC)・アーマードコアマスターオブアリーナ(ACMOA)

E.D.158年巨大企業間の抗争が激化し、大深度戦争勃発します。

巨大企業間の抗争が激化し、両企業が共に壊滅します。

同時期に統制を失った小企業間での抗争が激化・拡大し、30年に渡って地下社会全体を巻き込む大戦争となります。

ここで活躍するのが「レイヴンズ・ネスト」に所属するレイヴン達です。

主人公もその1人でしたが、あまりの活躍に巨大企業自体を崩壊させることになります。

それから数十年後、人類の火星への移住が始まります。

 

アーマードコア2(AC2)

E.D.223年、総人口の3割が火星在住者となり、火星社会が形成され、企業間抗争が激化していきます。

企業間抗争の過程で衛星フォボスが火星に落着するなど、火星社会は甚大な打撃を受けることになります。

 

アーマードコアアナザーエイジ(AC2AA)

E.D.228年、火星におけるクーデターに危機感を抱いた政府が軍事力を増強していきます。

これに反発した各企業も独自に戦力を拡大し、インディーズを始めとする武装勢力が台頭することになっていきます。

それから2年後のE.D.230年、火星においてはクーデターの傷跡は癒えて元の姿を取り戻していくことになります。

 

アーマードコア3シリーズ

「大破壊」による荒廃が地球全土に及んでしまった世界で物語が始まります。

人類は地下へと移住し、地下世界の秩序維持のため管理者と呼ばれる巨大な人工知能を作り、地下世界の管理を任せるようになりました。

 

アーマードコア3(AC3)

それから数百年後となる187年、管理者の武力行使が無差別化していきます。

ユニオンは管理者が狂っていると判断、レイヴン(主人公)に依頼し管理者を破壊することに成功します。

それと同時に地上へのゲートが開かれることになります。

 

アーマードコアサイレントライン(ACSL)

地上開発を目的とした「Brigade Project」が進行される中、地上の調査を行っていた一部隊が全滅します。

調査により、侵入すると衛星砲による砲撃と、無人兵器に襲われる「サイレントライン」と呼ばれる地域が発見されます。

 

アーマードコアネクサス(ACNX)

約半世紀後、新興企業が「資源」と呼ばれる旧世代の遺物を発掘したことで、騒乱が激化します。

最終的に旧世代兵器の起動を阻止できず、地上は壊滅的打撃を受けることになってしまいます。

 

アーマードコアラストレイブン(ACLR)

それから数ヶ月、どうにか企業として生き残った3社は同盟を結びます。

これに対し、一部のレイヴンによる武装組織は同盟に対する総攻撃を予告し、両陣営の戦闘は激しさを増していくことに…。

総攻撃の予告時刻まで残り24時間、戦局の行方は22人のレイヴンに委ねられることになります。

 

アーマードコア4シリーズ

国家解体戦争によって、企業による人々の統治が開始されます。

新たな統治が開始されてから5年後、世界は様々な問題を抱えつつも安定を保っていました。

 

アーマードコア4(AC4)

国家解体戦争で負傷した主人公・リンクスNo.39(元レイヴンの1人)はコロニー・アナトリアで療養を受けていました。

彼が実験用の新型アーマードコア「ネクスト」に乗り、再び傭兵として活動するところから物語が展開していきます。

それから数十年後。

「クレイドル」と呼ばれる巨大な空中プラットホームが建造され、人類の過半数はそこで生活することになります。

その一方で、かつて戦場の覇権を握った「ネクスト」と「リンクス」は、その不安定さを嫌う組織の管理下に置かれ、地上へ残されることに…。

 

アーマードコアforAnswer(ACFA)

企業間戦争の主役は超巨大兵器「アームズフォート」に取って代わられ、リンクス達は地上における尖兵と成り果ててしまいます。

そんな時、名も知られぬ1人のリンクスが地上勢力「ラインアーク」を襲撃するところから新たな物語がスタートします。

 

アーマードコアVシリーズ

遥か未来、大気汚染により人類が衰退し、人々は僅かに残された生存可能地域に寄り集まって暮らしています。

シティでは、代表が資源と武力を用いて一帯を統治し、独裁政治を行うようになります。

 

アーマードコアV(ACV)

代表に反発したレジスタンスに雇われた主人公はアーマードコアに搭乗し、シティの警備部隊や、代表が雇った武装組織と戦います。

それから長い時間が経ち、汚染が解消された世界では、人類が3つの巨大勢力に分かれることになります。

 

アーマードコアVERDICTDAY(ACVD)

主人公は、ACの移送・回収などを行う名のある運び屋ファットマンと傭兵契約を結びアーマードコアの搭乗者となります。

後に「ヴァーディクト・ウォー」と呼ばれる戦いの前夜、ここから主人公の物語が始まります。

 

まとめ

ここまで、アーマードコアを時系列でストーリーのつながりを初代から順番にまとめて解説してきましたが、いかがでしたか?

作品数が多いだけあって、時系列を追うのも一苦労ですね。

最新作が出る前に初代から順番にまとめてプレイしてみたくても、ソフトと本体を全て手に入れるのは大変ですよね。

実はシリーズを通してストーリーのつながりはありますが、前作をプレイしていないからと言って内容が分からなくなることはありません。

それでも全体の流れを把握したい時には、ここでの解説がお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。